プログラム名称 大学公開実習 A
目 的


大学公開実習について

 公開臨海臨湖実習は国立大学法人臨海臨湖実験所長会議に属する,主に理学系の実験所やセンターが,全国の大学生・大学院生を対象に開講する実習です.これらの実験所やセンターでは,それぞれの大学に属する学生を対象に臨海実習・臨湖実習を行っていますが,その内容は所属する教官の専門領域によって,進化学,生態学,系統分類学,発生学,生理学,生化学,細胞学,分子生物学ときわめて多様です.また,日本の海は国土が南北に長いことからも,珊瑚礁の広がる亜熱帯から巨大なケルプ(コンブ類)の群落が海岸を埋め尽くす北の海まで,きわめて豊かな生物多様性を持っており,それぞれの実験所,センター周辺で観察できる生物も大きく異なります.そこで,各大学で実施している臨海臨湖実習を,あるいはそれらをさらに発展させた高度な実習を全国の大学生・大学院生に公開しよう,というシステムが全国公開臨海臨湖実習です.

期日 2018年8月24日(金)〜30日(木) 
対象 学部1〜4年生
募集人員 12名
概 要
 (1) ハクセンシオマネキの社会行動(求愛・闘争)の観察・実験
 (2) ハサミロボットを使ったチゴガニの waving の解析
 (3) ヤドカリ類の貝殻選択行動の観察・実験
 (4) 夜の海岸でのウミホタルの採集と観察
 (5) 実習船によるミナミバンドウイルカの生態観察

プログラム
 8月24日(金)
  18:00 合津マリンステーションに集合
  19:00 夕食
  20:00 ガイダンス・講義

 8月25日(土)
  午前:ハクセンシオマネキの野外実験準備
  午後:ハクセンシオマネキの野外実験
  夜間 :ホンヤドカリの殻交換実験解説・チゴガニのモデル実験解説

 8月26日(日)
  午前:ホンヤドカリの殻交換実験
  午後:ハクセンシオマネキの野外実験
  夜間:ホンヤドカリの殻交換実験

 8月27日(月)
  午前:ミナミバンドウイルカの生態観察
  午後:ハサミロボットによるチゴガニのモデル実験

 8月28日(火)
  各自個別研究

 8月29日(水)
  午前:各自個別研究
  午後:発表準備・成果発表
  夜間:懇親会・ウミホタルの採集

 8月30日(木)
   9:00 掃除・片付け
  11:00 解散

経費  8,000円程度(食費・施設利用料・雑費を含む)
資料 実施要項(pdf) ポスター(pdf) 全国臨海・臨湖実験所
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